小松崎農園

「優しくていいやつなんだけど・・・」

と、地元の友人の方から
ご紹介いただいた
小松崎晃義さん３４歳。

いいやつ　な・ん・だ・け・ど・・・

と、ご紹介者がもったいぶるのは
彼が『独身』っていう部分のようです（笑）

 

お会いしてお話させていただくと
確かに確かに
小松崎さんの優しさは
表情からもお話ぶりからも
にじみ出てきます。

そんな魅力たっぷり
愛嬌たっぷりの
小松崎さん♪

物心つく頃から

代々続いてきた農業を
継ぐ決意をされていて、
高校は地元の農業高校へ
大学は東京農業大学の
オホーツクキャンパスで
研究に携わられていました。

現在は、ご両親と
パートさん数名と一緒に
田畑を管理しておられます。

 

小松崎さんの理想の農業について
うかがいました。

「自分はもちろん
友だちにも安心して美味しいものを
届けられるように
今以上に肥料や農薬にも
こだわっていきたい。」

そのためには
いまのような広大な農地を
扱うのは難しく、
もっと農地を減らして
ひとつひとつの作物と
向き合う必要があるようです。

小松崎農園では現在、1年を通して
10町歩弱（10ヘクタール弱）の
農地を管理されています。

でも、代々積み重ねてきた農地です。
1年や2年で変えられるものではありません。

また、
安定供給ができるのか？
お金になるのか？
効率的に作業できるか？
といった点で
ご両親の意見も尊重しながら

目の前の収穫作業と同時進行で
将来の夢について
具体的なイメージを
ふくらませておられる背中は
とても誇らしくて
カッコよかったです。

小さな子どもたちの食育にも
興味をもっておられる
小松崎さん。

植え付けから収穫、保存まで
ひととおり体験してもらうことで

何がどうだから
安心な食べ物なのか？
危ない食べ物なのか？
自分の目で判断できるように
なってほしい！

と、力強く語られました。

そして、
どんな食べ物も
『いのち』をいただいているということ。

作った人の名前が分かる野菜を食べると
やっぱり味わい方も違ってきます。

好き嫌いもあるかもしれないけれど、
“あの人”が作った大切な『いのち』。
残さず有り難く食べてほしい。

やっぱり「美味しい！」
の一言が、一番うれしいそうです。

ぜひ、直接買いに行かれて
小松崎さんの
あったかい笑顔を思い浮かべながら
「いただきます」「ごちそうさま」
食卓を、もっと特別な空間に
してみてくださいね。

子どもたちの好き嫌いも
減るかも知れませんよ。

 

今後の新たな挑戦が楽しみです！